先生の悩み:生徒指導対応にかかる時間と負担
生徒指導の場面では、
①子どもの話を正確に聞き取ること
②保護者に事実を伝えて、保護者の思いを受け取ること
③学年や管理職に共有すること
が求められます。ですが実際には、
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聞くべき順番が分からず整理ができない
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保護者連絡でうまく説明できるか不安になる
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学年や管理職への報告に時間がかかる
といった悩みが多いのではないでしょうか。
自作リフィルで「整理・記録・共有」を一気に
こうした悩みを解決するために、私は生徒指導リフィルを作成して活用しています。
このリフィルには3つの特徴があります。
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家庭連絡の基準が記載されている → どのケースで連絡すべきか迷わない
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聞き取りが「現在→過去→未来」の流れ → 子どもの思考に沿って整理できる
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保護者の考えも一緒に記録できる → 伝達内容と受け止めを同じシートに残せる

具体的な使い方
リフィルは大きく4つのステップで記入します。
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現在(事実確認) → 誰が・いつ・どこで・何をしたかを整理
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過去(原因の把握) → どうしてそうなったのか、相手の気持ちを聞き取る
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未来(改善・約束) → これからの行動や次の一手を確認
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保護者連絡欄 → 伝える内容と保護者の感想を同じシートに記録
活用するメリット
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保護者連絡での安心感
記録を見ながら話せるので、伝える順番や内容に迷わず落ち着いて説明できます。
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学年・管理職への共有がスムーズ
書いたリフィルをコピーすれば、そのまま回覧・報告できるため、伝達ミスや漏れが減ります。
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即時対応できる
週案ノートに挟んで机に常備しておけば、トラブル発生時にもすぐ書き出せます。
📄 サンプルリフィルをダウンロード
実際に使っているリフィルを配布しています。
Word版はこちら :ダウンロード
PDF版はこちら :ダウンロード
※週案ノートに挟んで活用するのがおすすめです。
了解しました!🙆♂️
最後に
「ライフワークゼミでは、先生が毎日を少しでも心穏やかに過ごせるよう、週案ノートの工夫や学級経営のアイデアを発信しています。
働き方に悩んでいる方にとって“明日からの小さな一歩”になるヒントをお届けしています。
Instagramでも気軽に読める投稿を更新していますので、ぜひ @lifework_semi も覗いてみてください。」


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